
髪のハリ・コシは年齢や頭皮環境、どれだけの日差しを浴びるかなどによって変化します。
例えば海などで強い日差しを浴びることが多い人の場合は、髪が早めに傷んでしまい、ハリやコシがなくなってしまうことが多いです。
適切に保湿などのケアを施さなければなりません。
しかし防ぎようがないと思われているのが、年齢に伴う「ハリ」や「コシ」の減少ですね。
でも、実は髪の毛はサイクルを繰り返しているので、加齢に伴って早めに適切なケアができていれば、ハリやコシをいつまでも保てるのです。
また、いったん失ってしまったハリやコシも、髪は常に新しく作られ、常に古いものは抜けていくので、長い目でケアを続ければ必ず取り戻せるのです。
年齢ごとに育毛剤を使用してハリやコシを失わないことが大事
弾力がしっかりあって、ツヤツヤとしたハリのある髪から、年齢を重ねていくとぱさぱさしてうねっている髪に変化していきます。
これは老化によって頭皮環境が悪くなり、また代謝も悪くなって頭皮のターンオーバーも悪くなるので健康な髪を生成する能力が下がるために起こります。
女性は歳をとることで、常に必要なケアも変わっていきます。
例えば皮脂量が減ってくる30代くらいには、早めに頭皮の保湿ケアを始める必要がありますし、髪全体の保湿ケアも怠ってはいけません。
さらに、40代50代になると女性ホルモンの減少が起こる更年期を迎えるので、女性ホルモンの働きを助けるような育毛剤や、普段の生活習慣や食習慣から女性ホルモンの減少を最低限に抑えるケアが必要です。
60代に入りシニア世代になると、頭皮、毛根それぞれが老化による衰えを顕著にし、薄毛原因となります。
血行もかなり悪くなっているので、「血行改善」のために育毛剤や頭皮マッサージなどを行って、頭皮全体に栄養が行きわたるようにケアをすることが必要不可欠となります。
このように年代ごとに適切なケアを行い、それぞれの原因にあった育毛剤を適宜使用していくことで、ハリやコシをなるべく失わないようにすることができます。
ハリやコシは数年かけて取り戻せる
しかしすでに失ったハリやコシも、ヘアサイクルを考えて長い年月はかかりますが、取り戻すことは可能です。
その場合は、ヘアサイクルを正常化することが不可欠ですから、普段の生活でストレスを感じないようにしたり、女性ホルモンを意識した食生活にするなどの改善に加えて、育毛剤や頭皮マッサージなどを取り入れていく必要があります。
トリートメントでは髪をある程度補修できても、根本的な髪質の改善にはならないので、やはり育毛剤との合わせ技が必要です。